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私がQuoraブームを信じない理由

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初めに宣言しておこう。私はこの記事を大学教授あるいは研究者としての立場で書いていない。私はソーシャルネットワーキングの専門家であると主張す るつもりはない。そして、私が間違っていることを証明してくれるのは歓迎である ― 私にはQuoraの成功や失敗に関わる既得権利はない。そして、シリコンバレーの無限の英知を否定する意見をツイートした結果既に浴びせられている砲火を踏まえると、この記事がシリコンバレーで多くの人の怒りを買うことはわかっている ― 私がiPadを売ってしまった理由を書いた時と同じように。それでも私は、Quoraが「支配」すること、FacebookやTwitterのようになることを信じていない。今のところ非常にすてきな会員制クラブでいるが、一般大衆向けではない。

Quoraは新しいQ&Aサイトで、そこでは何人ものシリコンバレー著名人が自分の意見を述べている。議論の中には非常に情報価値の高いものもある。全く無意味なものもある。誰もが関心を寄せる質問、例えば「 近い将来テクノロジー業界が崩壊することはありますか?」もあれば、「イラン出身で一番成功した起業家は誰ですか?」というよくわからないものや、Netflixが一年間に使う郵便料金はいくらですか?など全くどうでもいい質問もある。Quoraのメンバー数が伸びている大きな理由は、TechCrunchが注目しているからだ(ベストスタートアップ賞に選出したことを含む)。この一ヵ月、私はTechCrunch読者から何十通も、Quoraをどう思うか、なぜ私が使っていないのかを尋ねるメッセージ受け取った。

答えは簡単だ。Quoraは、大げさに言いふらす人たちと、投資している人たちが、思慮深い回答を投稿し続ける限り、すばらしいリソースであり続け ると私は思う。しかし私は、この行きすぎた騒ぎによってQuoraは自身の重圧の犠性となる運命にあると確信している。回答の質は低下するだろう。私がそ の意見を評価している人たち、例えばQuoraのナンバー1回答者であるRobert Scobleは、大勢から寄せられる雑音に嫌気がさして書くのをやめるだろう。自分の投稿がマイナス投票され(他の回答者より低く見られる)、TechCrunchのコメント欄で見るような心ない匿名による個人攻撃の標的となって、離れていくだろう。

他にも良い答えを書く賢い人たちがたくさんいることはもちろんだ。しかし、一つの質問に対して何百という回答が聞いたこともない人たち(架空の名前 も多い)から寄せられた時、どうやって良否を選別するのか。どうやって事実と作り話を区別するのか。回答者のランキングを信じることはできない。そのラン キング自体がQuoraユーザーによって作られたものだから。

Quoraは、ユーザーがポリシーやガイドライン、慣習を守るよう教育して、もっと効果的に回答を運営していくと言っている。しかし、QuoraにはTwitterアカウントがあれば誰でも登録できる(そしてTwitterアカウントはいくつでも架空の名前で登録できる)。そうやって、嫌いな人たちの回答をマイナス投票し たり、他人が聞いた質問を編集し、自分の意見を書くことができる。自分の製品やサービスについて語り、他社製品をけなすこともできる。言い換えれば、そこ はスパム天国である。Quoraはどうやって、何千何百万人の手に負えないユーザーを操るつもりなのだろうか。あの最強のGoogleでさえ、スパムとの戦いに敗れるというのに。

現在Quoraは、テクノロジーに焦点を絞っている。ファンたちはいずれTwitterの ように利用範囲が広がっていくだろうと、誇らしげに語る。いずれ、製品調査からカスタマーサービスや教育まで何にでも使えるプラットホームになると。 Robert ScobleはQuoraが「すばらしいコミュニティー、そして人々が日々関心のあることを新しい形で伝え合う方法」を作ることを期待している。

またしてもシリコンバレーは自己満足に陥っている。世界を自分たちのメガネを通して見ている。これは、この地でよく起きる問題だ。流行から流行へと飛び移り、ベンチャーキャピタリストたちは似たようなテクノロジーに投資し、会社の評価額は天井知らず。TechCrunchは「今日のテクノロジー」を喧伝し、その結果世界中の起業家を、それまで自分がやってきたことを捨てテクノロジーの模倣に走るよう仕向ける。

QuoraはFacebookやTwitterのようにはならない。今のQ&A市場のリーダー、Answers.comやYahoo! Answers(いずれも月間ユニーク訪問者数4000万以上。対するQuoraはたったの15万) に追いつくことさえありそうにない。誰もが社会的交際をするFacebookや、一般人が自分の思っていることを友たちに伝える場であるTwitterと 違い、Quoraのようなサービスを使うのは、知識人たちが何を言っているかを知りたい人や、特定のテーマについて調べようという人たちだ。これは、テク ノロジーをちょっとかじって、スタートアップや資金調達などを夢みるテクノロジー人種のためのサイトだ。

もっとありそうで、はるかに理にかなっているのは、新世代のプライベートで閉鎖的なコミュニティーが成長、発展することだ。そこでは共通の関心を持つ人たちが集まってアイディアを交換する。例えば、法律上の助言を求める人たちのためには、LawPivotがあり、専門家を探している企業のためには and for businesses looking for experts, there is Focusがある。技術屋にはStackOverflowやSlashdotやHacker Newsが、子供にはTogethervilleが、ビジネス専攻の学生にはPoetsandQuants、インドの起業家にはStartupQnA、インドの会計士のためにはCAClubIndiaがある。そして中国には中国独自のグループがあり、他に多くの国々も同様だ。シリコンバレーのエリートたちはなぜ、誰もが米国拠点のテクノロジーサイトであるQuoraに集まると信じているのだろう。

私は自分が未来を予言したり数年先のテクノロジー界の景観がどうなっているかを予測できると信じるほどの妄想狂ではない。しかし、知識に基づく推測 はできる。私の予想では、TechCrunchは数ヵ月のうちにQuoraの話をするのをやめて、次の大ブームについて議論を始めていると思う。

**写真提供:Andrew Fair

編集部注:Vivek Wadhwaは起業家から学界に転身した。カリフオルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード法科大学院上級研究員、およびデューク大学で起業および研究商用化センター理事を務める。Twitterアカウントは@vwadhwa。研究成果はwww.wadhwa.comで見ることができる。

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(翻訳:Nob Takahashi)

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