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崖っぷち40代、逆襲なるか 山本昌、金本ら

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 プロ野球界では不惑を過ぎても一線で活躍する選手が多い。昨季、45歳で史上最年長の完封勝利を飾った山本昌(中 日)や、連続フルイニング出場がギネス記録となった金本(阪神)らが好例。40代でもなお現役を続けられるのは一流選手の証しでもあるが、一方で年俸が示 すように、成績が下降線をたどっているのも事実。今季は40代の逆襲にも注目が集まるシーズンになりそうだ。(丸山和郎)

 このオフはダルビッシュ(日本ハム)が年俸5億円で契約を更改し、一気に日本人選手最高年俸に躍り出た。

 4季連続で最高年俸だった金本は1億円減の3億5千万円。藤川球(阪神)や阿部(巨人)らにも抜かれ、上位5位から姿を消した。右肩はまだ完治しておらず、「例えば肩が治らなくて、昨年のような感じだったら、辞めざるをえないでしょう」と金本は言う。

 チームの精神的支柱でもあるだけに、球団幹部は「監督と話し合いながら、1年でも長く現役を続けてほしい」と復活に期待を寄せるが、大きな不安を抱えながら開幕を迎えることになりそうだ。

 苦境に立つベテランにとって、大きな武器となるのが「経験値」だ。右肩に負荷のかかる上半身のトレーニングができていない金本だが、「何とか上半身は過去の貯金で乗り切っていきたい」と祈るような思いで話す。

 山本昌もここ数年、序盤は2軍生活となることが多いが、後半戦に入ると貴重な戦力になるのは、長く培ってきた投球術があればこそ、といえる。

  ただ、昨季は8月以降に5勝を挙げてリーグ優勝に貢献した山本昌も、契約更改では2千万円減の1億円。40代選手15人のうち、未更改の下柳(阪神)を除 いて年俸がアップしたのは木田(日本ハム)、谷繁(中日)、石井(広島)の3人だけ。昨季は矢野(阪神)や高橋(広島)らが現役を引退。現役最年長だった 工藤も西武を戦力外となってから、所属先が決まっていない。ベテランといえども、成績が伴わなければ厳しい立場に追い込まれる。

 山崎(楽天)も昨年は本塁打こそ28本放ったが、打率は2割3分9厘に低迷。中日時代の恩師でもある星野新監督を迎える今季に向け、「結果が出なければユニホームを脱ぐ」と不退転の決意を示している。

 今季は新天地でプレーする豊田(広島)や佐伯(中日)のように、球団から戦力外通告を受けても、もうひと花咲かせようと奮起するケースも多いが、1年ごとに大きな岐路を迎える40代。若手以上に結果が求められる存在であるともいえる。(金額は推定)

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